海上釣堀入門!その5 放流の時は気合を入れて釣る

海上釣堀では、一日の流れなの中で、必ず釣り客が見ている目の前で魚を放流する場面があります。

これは、食いが立たないと「魚居るの?」って釣り客も不信に思うこともあるので、クレームを回避する手段の一つ・・・、なんて海上釣堀側の裏話もありますが、実は放流した直後が一番食いが立つようになっているから、「お客さんにシッカリと釣ってもらおう」って言う、海上釣堀側の良心的なサービスの一つなんですね。

心理的には放流直後って放流された魚が暴れまわるので、エサなんか食わないって思ってしまいますが、実は逆です。これは釣堀を経験しないと、中々ご存知の方は居ないと思います。


(真鯛の放流シーン、この直後、やっぱり真鯛は当たってくる。生簀の中はどうなっているんだ?)

素早くタックルを交換する

放流は、1日の釣りの中で4回から5回くらいしてくれるのが一般的だと思います。ちなみに釣堀紀州では5回放流のサービスです。

一回の放流では、放流される魚種は1魚種です。すなわち「真鯛の放流」、「シマアジの放流」、「青物(メジロ)の放流」、「カンパチの放流」などになっているわけです。

朝一番では、おおよそで真鯛を狙うのが得策ですが、例えばシマアジの放流があった直後などは、当然、シマアジの食いが立つわけで、この時に真鯛のタナに仕掛けを合わせていると、このシマアジを釣りそこなったりするわけです。

魚の習性として、基本的に、それぞれの魚種が居心地の良いタナって言うのが基本的なタナです。

これは想像ですが、真鯛も青物も居心地のイイのは底だと思いますが、生簀の中では一番デカイ青物が居心地の良い底で幅を利かせている状況じゃないだろうか?って僕は思います。

デカイ青物が幅を利かせていると、真鯛は飲まれる心配はないサイズだとしても、居心地が若干は悪いと思います。このため、青物よりも少し上のタナを釣ってやるのが、真鯛狙いのコツだったりします。(日によって、変わるかもしれませんが・・・笑)

このような心配を他所に、シマアジは、その習性から中層を泳ぎ回ります。当然、シマアジの放流直後は中層でシマアジの食いが立つわけですから、この時に、シマアジ用のタックルに交換するとか、ウキ下を1ヒロから1ヒロ半程度上げてやるとかするのが、シマアジ釣りのコツになったりします。


(シマアジ放流直後、タナを浅くしてシッカリゲット。満面の笑みである・・・笑)

青物の放流

海上釣堀の花形は、やっぱりナンと言っても「青物」だと思います。少し慣れてくると、比較的楽に、簡単に釣れる真鯛では物足りなくなって、青物を狙いの中心に据えたりするアングラーさんも多いです。

基本タックルが真鯛、シマアジ用のタックルだとすれば、そのままのタックルで青物を狙いに行くと、バラシの危険が高まります。やっぱり青物は半端じゃなく強い引きをします。素早くタックルの交換をしましょう。


(青物は船から1匹づつ放流する。真鯛などは放流前の小容器に入れて持ち運ぶが、青物を同じように扱うと容器の中でも暴れまわって魚体が痛むそうだ。イイ魚を釣ってもらうために多少の労はいとわない。当然なのかも知れないが、なぜか感心する・・・)

青物狙いは、エサは当然アジが良いです。活きサバがあれば、アジより効果が高い場合もありますが、入手が難しい上に、潮が良ければアジでも十分に遜色なく食ってきます。

また、アジで食いが立たない場合は、カツオや秋刀魚の切り身で目先を変えたりするのも効果があるようです。

当たれば、バキューンと来ますから、これはぜひとも釣って頂きたいターゲットです。


(メジロ、ヒット中!森永氏や釣堀紀州の親方はゲラゲラ笑っているが、釣っている本人は強烈な引きに必死のパッチである・・・笑)

放流後、食いが立つ理由

当たっているかどうか解らないですが、放流後食いが立つ理由を、船釣り(ジギング)を頑張っている釣友から聞いた話と合致させて考えて見ます。

船釣りでは魚群探知機を使って魚を探したり活性を見たりしますが、釣友が言うには、魚探で見つけた底にいるターゲット(特に青物)の活性は、群がジッとしている間は、殆ど食いが立たないそうです。

この底に居る青物のベイト(エサになる小魚)が上層に出現して、このベイトに一匹が反応を示しだすと、一気に青物の活性が上がるそうです。逆に、ベイトが居ても、反応を示さないときは、やっぱり全く食いが立たないでそうです。

僕は、この話と、海上釣堀で放流直後に食いが立つ話は、もしかしたら同じ原理なのかもしれない・・・なんて考えました。

要するに、魚の活性を上げるには、「エサが食いたい」と魚に思わせるよりは、群に刺激を与える事の方が重要なのかも知れない?このような仮説を立てることが出来ると考えてます。

通常の釣りなら、マキエで群を刺激する事なども出来ますが、海上釣堀では、マキエは禁止です。こうなると、エサ(アジ)で刺激を与える方がイイのかしら?

ルアーや疑似餌も禁止なので、中々手が打ちづらいです。タコベイトとか、針に光物を入れて仕掛けを作るなどすると、やっぱり釣れすぎるから禁止になっているのでしょうか?

まあ、ここらの話は、次に釣堀に行ったら聞いて見ます。。。

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