メバルってどんな魚?
メバルはカサゴ目・メバル科に分類される魚の一種で、目が著しく大きく、目を見張っているような印象がこの名の由来で、「眼張」とも書きます。名前どおりの大き張り出した目と下アゴの突き出た受け口が特徴的です。
メバルは一般的に、体色は、黒灰色(クロ)・灰褐色(キン)・灰赤(アカ)の3種類が生息し、体はカサゴよりも左右に平たく、体高が高いのが特徴です。
釣り人からはクロメバル(主に東京湾で多く見られる)やキンメバル(伊豆半島などで多く見られる)等と別種として呼び分けられたりしていますが、分類学上では生息地域の環境的の違いによる色の差であって、それぞれのメバルも同一種とされています。釣りのターゲットになるメバルは、全長は最大30cmほどですが、よく見かけるのは20cmほどまでです。
また、メバルは単独もしくは10数匹程度の群れで暮らしています。一般的に寝魚と呼ばれていますが、沿岸の岩礁帯から沖合いの深場まで、産卵行動やベイトの移動にあわせて付き場が変わります。
食性は肉食性で、小魚・エビ・ゴカイ等を餌としていて、斜め上を見たままサスペンドしていることが多く、夜間になると活発に動き回ります。基本的にメバルは夜行性なんですね。
メバルの産卵については、ウミタナゴなどと同様に、魚類では珍しい卵胎生魚で、冬に全長4〜5mmの子魚を産みます。冬に交尾したメスは体内で卵を受精・発生させ、交尾の1ヶ月後くらいに数千匹の稚魚を産みます。メバルの稚魚は成長するまで海藻の間などに大群を作って生活します。
卵胎生
動物のメス親が、卵を胎内で孵化させて子を産む繁殖形態である。
哺乳類以外の動物は一般には卵を産むが(卵生)、魚類・爬虫類・貝等の一部に卵胎生が見られる。
メバルは、一年通して釣れるのですが、早春からよく釣れだすので「春告魚」とも呼ばれています。釣れたときは少し注意が必要で、オニオコゼのような毒こそないですが、鰓蓋や背びれの棘が鋭いので、扱う時は手袋やタオルなどを用意した方がよいでしょう。
- メバルの生息域
- 北海道南部から九州、朝鮮半島南部まで分布し、海岸近くの海藻が多い岩礁域に群れをなして生息する。
- 釣り期
- 通年通して釣れるが、特に秋から春にかけてが好期です。
- 地方名
- クロメバル・キンメバル・テンゴ・メバリ・メマル・メバチ・アオンジョ・アカンジョ・ハチメetc
- 料理方法
- 脂肪が少なく淡白な白身魚です。内臓を除いただけのものを味噌汁や煮付けなどにし、熱いうちに食べると美味。その他にも、刺身・から揚げ・焼き魚にしても美味しいです。
メバルをガッツリ仕留めるには、まずはメバルのことを知りましょう、本稿はメバルについての雑学でした、事項ではさらにメバルの習性に付いてお伝えします。