エギングの技において最も大切な基本は、やはり「着底」でしょう。
それは何故か?と言うと…アオリイカの性質を考えたら分かりやすいです。エギングのターゲットであるアオリイカは、海底付近に居着いていることが多いです。
アオリイカは、マグロやハマチのようにベイトを追い掛け回して追い掛け回して捕まえるようなタイプの生き物ではありません。静かに物陰に隠れて、ベイトの一瞬の隙を突いて捕獲するタイプのフィッシュイーターです。
その捕食性質から考慮したら・・・
障害物が多く存在する海底まで、エギを到達させることは欠かせない事だと言えるでしょう。
上記の理由から、着底はエギングに於いて最も大切な基礎と言われるのです。

着底の基本で、必ずやらないといけないことは2つ、すなわち・・・
- カウントダウン
- ラインのたるみで着底を確認
これです、1と2でゲームを展開する事が、この釣りの基本です。
カウントダウン
カウントダウンとは、エギをキャストし、海面に着水したと同時に秒読みを始め、着底までの時間を把握することを言います。
ラインのたるみで着底を確認
エギが着水すると同時に、余分な糸ふけ(ラインスラック)を巻き取ります。この時の基準は余分な糸ふけは無いが、ラインテンションも掛かってない状態です。(ちなみにこの状態でエギが沈下している状態をフリーフォールといいます。)
この時に、ラインの状態を視認しておきましょう。
この状態でカウントダウンをしていますと、視認していたラインがフワっとたるみます。このラインの変化が、着底のサインです。(下図参照)

着水からカウントダウンをすると、着底までの間、何秒掛かった秒数が分かりますよ。この秒数こそが、その釣り場におけるゲーム展開の基準になります。
一度カウントダウンをして、着底までの秒数が分かれば、次のキャストからは秒数だけ数えればOKです。
例えば底質がゴリゴリのポイントで着底までに15秒掛かったのであれば、次からは根掛かり回避の為に14秒でシャクリ始めてもいいですし、13秒くらいの時から、じわっとテンションを掛けて、底付近でアピールするのもいいでしょう。
エギングの基本である「着底のタイミング」が把握できれば、ゲーム展開の幅が一気に広がります。
逆に、いつまでたってもこれが分からなければ、底に着いたエギが潮流で流され、知らないうちに根掛かりしていた・・・ということになりかねません。ちなみにこの状態でファーストアクションをすると、がっちり根掛かりしてしまい、ロスト率が高くなってしまいます。
着水と同時に始めるカウントダウンと、ラインに注視して着底のタイミングを把握することは、ベテランから初心者まで、必ずと言っていいほどやらなければならない基本中の基本です。カウントダウンとラインの変化に注視する習慣を身に付けておくと、、後々応用が効いてレベルアップも早くなります。
最初は難しいかもしれませんが、慣れれば簡単です。がんばりましょう!